皆さんはご自分の歯が何本あるかご存知ですか?手足の数、手足の指の数は知っているけど、ご自分の歯の数は知らないという方は結構いらっしゃいます。
永久歯は親知らずを入れなければ28本、乳歯は20本あります。皆さん何本の歯がありますか?
「歯が悪くなれば抜けばいいさ」と思っていらっしゃるかたいませんか?
手足の指を失うことはとても大変なことですが、歯の場合は本数がたくさんあるし、1,2本なくたって「ま、いいか」と思っているかたいらっしゃいませんか?
当院にいらっしゃっているご高齢の患者さんに、
「『昔は歯が悪くなったら歯医者に行って、歯を抜いて、入れ歯にする。』というのが普通だった。今みたいに自分の歯を大切にしようとは言われたことがなくて、もっとここで言われた話を早く知っていたら良かったと思ってる。やっぱり自分の歯ほどいいもんはない。入れ歯になって本当にそう思う。先生、今の若い人にどんどん教えてあげないかんよ」とお話しをして下さったかたがいっらっしゃいました。
ご自分の歯を失わなくて済むためにも定期健診や早めに歯科受診をすることを心がけましょう。
当院ではご自分のむし歯のリスクがどこにあるのかを唾液検査を通して知ることから行っています。唾液検査の結果から現状を知っていただいたうえで、予防対策方法を一緒に考えていき、複数ご提案しています。
ご自分のできそうなところから開始して是非ご自分の歯を守っていきましょう。
当院ではEMSのエアフローS1を使用して保険診療外でのメンテナンスを行ってバイオフィルムの除去を行っていましたが、今回、EMS最新のエアフロープロフィラキシスマスターを導入しました。
1;評価…プロービングと口腔内状況の確認
2;染めだし…バイオフィルムの可視化
3;情報提供…患者さんへの口腔衛生指導
4;歯肉縁上・縁下のエアフロー…バイオフィルム・ステイン(着色汚れ)・早期歯石を除去
5;歯肉縁下のペリオフロー…4㎜~9㎜までの歯周ポケット内のバイオフィルムを除去
6;スマートピエゾンとチップPS…残った歯石の除去
7;指差し確認…バイオフィルムの取り残し有無・う蝕の有無の確認
8;新たなリコール予約…歯肉の健康=生活の向上、リコール時期の計画
(EMSホームページより)